宇宙人からのメッセージを受けた人の話によれば、人間は何時も指針を求めたがると言います。
それで、指針を得られたら有効的に活用して実行に移すのかと言えば、現実は案外と難しく殆どの場合は上手く出来ない事が多い様です。
それと言うのも、今日のように人々の生き方が混濁し混乱して、狡猾に不正(不心得)や偽装や詐欺や虚偽や隠蔽や窃盗をする者が多くいて、歪で不公平な社会に生存するためには、正直とか善や正義をモットーとするような単純な方法では、容易に進むことが出来ないからです。
現世の人々は貪欲と利己的で世知辛い事が多く生き馬の目を抜く様な生き様で、精神は退廃・堕落し人を押し退けたり蹴落としたりして、他者より地位を得たり物質的な富を多く獲得しょうと奔走している有様で、経営者は目先の損得で庶民を駒の様に扱い隷属の労役として見下し、無理難題を押し付けて酷使させているのが現実です。
経営者や上司は日常的に理不尽や不条理の成果を要求して押し通す有様で、無理な目標とか期日を設けて使役を強要させ急がせたり焦らせたりで追い詰めて、難儀を余儀なくさせて庶民は心身共に疲労困憊して抑圧と収奪され、長い間も生活の質が向上する事なく引き戻されているのが現状です。
歪と不公平が蔓延る世知辛いこの世の中で真面目に生きていても、自分だけが我慢をして何だか損をしている様に感じて出世も豊かさも叶わず、邪悪で狡賢く要領よく生きている者が地位や富を早く掴む事が多いものです。
殆どの人々は文明の利器にとっぷりと浸かって今さえ良ければと刹那的に生きていたり、世知辛い世の中で糧を得るために、日々の仕事と生活に追われて霊的に未だ眠っている人々は、目先の損得に目が奪われて利己心から真理や得られた有益な指針に従えなかったり忘れたりして、行わない不心得な者が多いのが現状です。
この様に、大衆は学びも生き方も無頓着で未熟・幼稚(魂の赤ん坊)で意識は利己的で、独断と偏狭な思考なるが故に実践も侭ならず幸せは程遠いものです。
この様に何時迄も他者に指針を求めて安易な生き方を続けている様では、人間の本質である霊性や神性にも気付けず到底に人格・品性の向上は望めなく、神性の覚醒には及ばす次元上昇は夢のまた夢に終わります。
釈尊は「一切の苦しみは無明から起こる」と説かれましが、「無明」とは人生を正しく生きる術、つまり知る智恵(真理、心の法則とか自然の法則である摂理と秩序)を持たないことを言いますから、人生観と生き方に対して正しい方法が分からず戸惑い迷うものです。
それで、歪と不公平の社会で未来を読めない現実から、より良く楽に生きる上で参考にしようと、安易に覚者より指針を求めようとするのでしょう。
しかし、現実は厳しく上手く行かない場合が多く、同じ過ちを繰り返してしまい元の木阿弥に成り下がり、他者に頼り指針を求めようとします。
ここで私たちは生き辛い社会に不安・恐怖を抱くのではなく弱音を吐かずに、発想の転換を行い視点・観点を変えてこれも与えられた、体験学習の試練だと覚悟をするのです。
そして「困難に戯れる」様に、前向きな心構えになれば打ち勝つ勇気が出て何事が起きて来ようとも、それを把握して対処出来る判断と知恵が湧く様になり気持ちは楽になります。
この様な生き方が自然の摂理であり本当の「保身の術」なのだと知りましょう。

世知辛い世の中で生きる事に精一杯で、人として大切な価値を忘れてしまった人々に自らの生き方を顧みて、本当に大切な事やモノとか本当に必要な事やモノが何だったのかと考えさせられ、人生の正しい遣り方や生き方の在り方を思い知らされる時代になりました。
世知辛い社会にあっても様々な誘惑から来る暗黒面を克服して、聖なる方向へ光明に生きる様に取り組み努力する必要があります。
この世知辛い社会で人生の目標や夢を見失い堂々巡りの生活を繰り返している人も、真の人生の目的と意味を学び理解して意識を高尚に保って、次元上昇を志して抱負を持ち続けましょう。
様々な経験・体験を積んで現象・事象の本質に気付き、自らの人間性を高める様に努力すると、幸せへの道は開かれ意識が拡張されてスピリチュアルな進化は促進されます。
これからや未来の世の中の動向を知った所で、自らの魂・霊性を高めようと真理を学ばなければ、自ら意識の高尚も侭ならず人格・品性が高まらずにいたのでは徳も積めず、生活や境遇は改善される事は叶わないばかりか、高次元の素晴らしい世界とは波長が合わず移行する事は困難となります。
何も努力をしないで、すんなりと高次元の世界へ移行出来ると、安易に考えるのは愚かです。
皆さんが真理を学び日頃から意識を高尚に保ちつつ真理の実践を通して、人格・品性を高める様に生活するには世知辛い世の中は何かと厳し過ぎる感があり、煩悩の様々な誘惑から油断が許されない状況に置かれますから、甘い言葉や縋る思いは自らに負けることもあります。
真理に基づく生き方からのみ意識を高尚に保ち、高揚する感覚から人格・品性の向上が始まります。他力本願の様に他者に依頼して縋ったり他者が代行する事は不可能です。
かと言って、身構えたり意気込んでも上手く生きません。
先ずは肩の力を抜いて自然の流れに身も心も任せて、心の片隅に真理・倫理を忘れず明るく気楽に堂々と勇気を持って、出来る事から始めて向上心を持ち生きましょう。
殆どの人々は人格(品性)は低くて徳が乏しく、魂が未熟・幼稚であり折角と宇宙の高次元から魂・霊で飛来して、地上で身体を纏い人類を導かれた世界の諸聖人が示されて共通する、素晴らしい宇宙の秩序と摂理の真理に触れても無知・偏狭な思考なるが故に、真髄に気付けず信じられずに見逃したり理解も困難で、実践も侭なりません。
世知辛い世の中にあって、何だかんだと言いながら日頃から高次元へ目標と意識を向かわせて、何が起きて来ようと全ては体験学習だとの受け入れる心構えで有り難く思い、何事にも高尚な気持ちで対応したり接して持続させる様にします。
そうしている内に、自らを取り巻く周囲の環境や境遇が良い方へと変貌して行き、ふと気が付いたら明るく調和に満ちて平和と安心が広がり、理想に近い豊かで幸せな高次元世界の住民に成っていたと、驚きと共に気付く時が来るでしよう。
心の指針が得られなくても、心の羅針盤として宇宙の法則である摂理と秩序の真理を学び、意識と言動を高尚にしていれば何が起きても人生の道を迷う事はなくなります。
参考として、五次元世界へ誘い幸せを呼ぶ心得.pdfをよく読まれることを推奨します。
パソコンに保存したりプリントして手元に置いて時には見直すことが良いでしょう。
http://psitactile.livedoor.blog/五次元世界へ誘い幸せを呼ぶ心得.pdf