今の時代は、ユーザーに新しいライフスタイルを提供するような提案型の商品開発をしなければ生き残れません。それには愛用するユーザーから日頃からのクレームや意見や使用感の声に、新しいライフスタイルを提供する新商品開発のヒントが隠されています。
それには既存の事業分野と言う特定の枠組みを取り外して越え飛躍・飛翔して、異業種との交流・提携を進めてニーズに合う新たな分野・部門を開拓して行く必要があります。
この様なことをゼロから組み立てながら、本来の強い「モノ作り」のプロセスを効果的に組み合わせて行くためには、ハードしか解らない偏狭な人材ではなく、ソフトを始め、ネットワークやサービスなどを理解して企画が出来る様々な人材を揃え、さらにそのバランスを見極めるリーダーが必要となります。
日本の中小企業や町工場は世界でもトップクラスの独自でユニークな技術開発をしている事業所が多いものです。
中小企業の知的財産権戦略も、単に新技術を開発して特許を出願する発想から、今や世界に通用する汎用性に富み高度な技術を開発して国外でも権利化し、積極的に外国で販売する戦略に切り替えています。
経営者を始め、役員や上司は社員・従業員のモチベーションを高めて活きた人材を育成し、先行技術やパテントマップの重要性を明確に持ち、柔軟性に富み独自の発想で技術開発に取り組む姿勢が出てきています。
かつて楽器の革命と言われたシンセサイザーの登場について、当初は太鼓の音を発生し再現させるドンカマチックと言う音源を備えた物を開発されたのです。当時は机1台分の大きさで下に残響を発生させるリバースユニットがありました。
かつてIBMが360と言うコンピューターを発表して新風を吹き込み話題になりました。それまでは業種の分野毎に専用のコンピューターを提供していましたが、汎用性に富むマルチな対応のOSとアプリの入れ替えにより、1台の同じコンピューターでオフイス用とか科学技術用とか機械の設計・製図などにも活用することが出来たのです。