人生の指針と心得 Light Worker

最後の審判を遣り過す魂の道案内と人生の目的と意味と意義

米価高騰による令和のコメ騒動の原因と需給と備蓄米の放出

今、日本では米価高騰の騒動に揺れています。
例年に比べて2倍にもなり大衆の生活・家計を圧迫しているからです。
2024-07-29「お米の品薄状態が続いているのは本当か演出か」と、同年09-27「お米の品薄と食料供給困難事態対策法は農業を舐めた減反政策の所為か」でも紹介しました様に、米価は大幅な値上げが続けて来たことから遂に2倍にもなりました。
07-29の紹介で、玄米の段階で何処かのライスセンター以降で一部の卸業者が、大量の在庫を低温倉庫に抱えている可能性があります。と云う事はどうやら違う様です。


先日、テレビを見ていましたら、お米の供給量と消費量についてグラフを示して説明している番組がありました。
そのグラフでは、お米の供給量が2022年産米までは例年通りでしたが、2023年産米から2024年産米では例年に比べて7割程しか供給されてないのにも関わらず、需要の消費量は殆ど減少してなくて、その分が不足して需給バランスが崩れて品薄状態が続いている表示でした。



昨年の秋に農水省によれば在庫不足は逼迫していないと言っていた事は本当の様です。
それで、昨夏の段階で農水省は備蓄米放出という政策を出しませんでした。
農水省が主張する“消えたコメ(21万トン・60億杯分)”の存在は、JA全農の低温倉庫に在庫している可能性があります。
一方では、農水省が発表する「消えた21万トン」が怪しいと言い、農水省の統計の取り方が正確ではなかったとか、収量の数字が把握できていないのではないかとも言われています。


今年に入ってから、米価高騰への“切り札”であるかのように放出された備蓄米ですが、下記の様に消費者の手に届きづらい事情が幾つもあるのですから期待外れとなりました。
これは流通からすれば、精米設備を備えた米卸売業者のライスセンター以前の問題であり、JA全農からの出荷・供給が大きく関係していると思われます。
JAの所為で高騰したコメ騒動が起きたのではと推測する人もいます。
つまり、コメの価格がなかなか下がらい背景には、高値で価格維持を図りたいJA全農が立ちはだかり、備蓄米を大量に買ったJAは溜め込んで出荷サボタージュの疑いも指摘されています。


備蓄米が消費者に届かない本当の理由として、近畿大学農学部の増田忠義准教授は、これまでの入札で放出された殆どをJA全農が落札したことが、“スタック(停滞・滞留)”の一因ではないかと指摘し、JAに放出すべきでなかったと言われます。
備蓄米を速やかに大量に出せば、米価が暴落するリスクもあって、ある程度セーブしつつ出荷したいというのが、JAの本音ではないかと言われます。
価格低下を嫌がるJAが放出される備蓄米と同量のコメを売り控えると、市場での供給量は増えず米価は下がらない構図になります。


農水省はコメは不足していない、米卸売業者がため込んでいるからスーパーの店頭からコメが無くなった。という説明を強弁していました。
ところが大体、米卸売業者がコメをため込んだとしても、そもそも相場を操作できる程のキャパシティーを持つ業者なんて、まず居ないと言います。
米卸売業者はコメを買い付けて精米し、包装して売るというサイクルをいかに回すかが肝だと言います。


お米の品薄で米価高騰を見込んで一部は投機筋が入ったかもしれないけど、21万トンもブローカーが隠しておける訳はなくて、せいぜい1万トンか2万トン位のもんだと思いますと言います。
政府は米価高騰の騒動に対して備蓄米の放出で、JAへの入札で期待した米価値下がりの見立てを誤ったと言われます。


考えられる理由の一因として、農林中金が購入したドイツ銀行が発行した中国不動産投資の債権は不良化したり、欧米の債権などで含み損を抱えたりして、巨額の赤字を被っているからその穴埋めの補填にと、計画的に2023年産米から出荷・供給量を絞り米価を徐々に上昇させていった可能性があります。
各地にあるJA全農の低温倉庫には、例年に比べて1.2倍程の在庫を抱えている可能性がありますが、安全で食味の良い日本米を好む海外の某国へ相当量を売却し輸出しているかも知れません。
しかし、JA全農としては米価が2倍にも跳ね上がるとは予想してなかったと思われます。


これにより、政府(自民党政権)はこの夏に参院選を控えておりますから、国民からの不満や反発などの予想で獲得票の危機感を抱いて焦り、急遽に小泉農相を抜擢して備蓄米の放出でJAを外した新制度を提示して、随意契約の売り渡しによりコメ価格の引き下げを狙い始動しました。
しかし、5キロ当たり2千円台と言っても古古古米の2021年産備蓄米とか、古古米の2022年産備蓄米の放出では、品質の味や香りや粘りや硬さに少し問題があり不味いかも知れません。
古米臭が気になるのであれば冷蔵庫用の脱臭剤を米袋(米櫃)に入れるのも良いでしよう。
とぎ(洗い)方と炊飯にしても食味の向上には一工夫が必要になるでしょう。


流通を担う米卸売業者は「そもそも政府の見通しが甘い」と嘆き、精米・包装・運搬を経ることを考えれば、店頭に随意契約による備蓄米が並ぶのは6月以降と予測されます。また、その値下げ効果は限定的だとも言われます。
日本は1カ月に約60万トンのコメを消費しますから、備蓄米の放出分なんてすぐ底を突きますと言います。



関連した話として、5月の初旬に夏野菜の苗をホームセンターで購入しようと出掛けて、序でに店内を見て回っていると、もち米が30%値引きされて販売されていましたから、5Kg入り1袋を購入しました。
精米日を見ると1ヶ月ほど前で、1.4Kgと3Kgも同様に30%値引きされていました。
私は2年程前より、もち米を値引きして販売されていれば購入して、1/8程混ぜて炊飯し食べていました。


昨年の9月初旬にもイオンで1.4Kg入りが、20%値引きして販売されていましたから購入しました。
精米日を見ると1ヶ月ほど前で、側で見ていた主婦はお米が高くなっているのに、もち米は何で売れなく値引きされているんだろうと不思議がっていました。
今では5Kg入りを購入したことで混ぜる割合を増やしています。
もち米は赤飯とか山菜おこわ風とかお餅だけでなく、機転や臨機応変を利かして普段のご飯に混ぜて食べても美味しく頂けます。


1日にイトーヨーカドーへ買い物に出掛けて、お米売り場を見ていると親子連れがいて子供が売り切れちゃったと、残念そうに話していました。
関東では前日に随意契約による備蓄米を素早く提供した店舗では、即完売したニュースをテレビで報道していましたから、当地の岐阜でも販売が始まったと勘違いしている様でした。
国民の多くは備蓄米の放出による低価格なお米の販売を待ち侘びていると思いました。